UA-120054475-1

新型コロナ肺炎 covid19世界と日本 facebook入口紀男さんよりの転載

入口紀男

https://www.facebook.com/norio.iriguchi/

2020/5/5の転載

(元駐スイス大使) 村田 光平 様

入口紀男です。
お疲れさまです。
「検査なくして安心も国力の増進もなし(日韓軍事力比較)」 につきまして、以下をご参考まで拝送いたします。

– – – – – –  ここから (その 4 ) – – – – – –

日本の軍事力は、数年前まではイギリス、フランス、ドイツ、韓国などに次いで世界 10位でした。現在は、日本 5位、韓国は 6位です (核戦力を除く)。

https://www.globalfirepower.com/countries-listing.asp

日本は、ここ数年、戦前のような世界屈指の軍事列強国となることを目指してきました。そのため予算上も法制上も軍事力の増強に努め、一方で、国公立病院の統合、病床数削減等に努めてきました。高等教育等への交付金等も極限まで削減しました。日本では、さらに国公立大学から、軍事力とは無関係である文系学部をすべて廃止しようとする動きもあります。

次は日韓の軍事力比較です。

https://www.globalfirepower.com/countries-comparison-detail…

もっとも、そこでは軍事力比較とは申しましても、国内に商用原子炉を 1基でももつ限り、それを通常兵器で攻撃されるだけで、国土の主要部を失ってしまうのですから、根源的に正しい比較ではありませんが。

新型コロナ肺炎につきまして、韓国では最初から熱があるだけで徹底的に検査を行った結果、感染者は野放しにされておらず、現在は 1日あたり新しい感染者は数名以下です。その結果、国民の生活は以前に戻っております。オンライン教育などは行われていますが、検査は徹底しておりますから、国民は安心して出勤し、安心して登校しております。やはり、「検査なくして安心なし」 だったようです。

軍事力でも、早晩韓国が日本を抜き去るでしょうと思われます。

今に思えば、日本は、あのほんのちょっとしたこと (五輪開催のために感染者数を少なく見せようとして最初から検査数を絞ったこと) が、はからずも、社会機能、経済機能、国民生活の破壊から軍事力の凋落まで、すべてにわたって 「命取り」 となったのではないかと私は考えております。

 

ページの先頭へ